- (株)グランター 代表取締役 木戸 雄介
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2013年6月3日月曜日
定年延長がもらたす諸問題
65歳の定年延長が平成25年度から義務化されました。
年金受給年齢引き上げにより懸念される高齢者の生活苦を、定年延長で民間の企業がフォローするという図式となっています。
ただし、多くの諸問題も生じることとなります。
再就職先を探す手間が省けたと喜んでいる当事者もいますが、一方で引退してゆったり休息しながら年金暮らしをしたいと考えている人もいます。
すでに十分な蓄えがあれば、早期退職できます。
しかし、5年間無収入のまま生活できるほどの貯蓄がない場合、老体に鞭を打ち続ける日々を受けいれるしかありません。
また、定年延長は、若者の雇用にも影響を及ぼします。
引退するはずだった高齢者が組織内に居座ることで、新たな採用枠をカットするしかないからです。
経団連が実施したアンケートに、約4割の企業が採用枠を減らすと回答しています。
新たな戦力が少なくなれば、企業の未来の発展の機会も失うことになります。
ひいては、日本の経済成長にも暗い影を落としかねないのです。
不安な思う事が多々ある現状の日本、少しでもその不安を取り除く糸口に「株式会社グランター資産運用セミナー」をご体験して頂けたらと思います。