前政権の自民党だけでなく民主党の現首相である野田氏が強く訴えつづけていたのが、消費税の増税です。
増税に反対を唱える民主党の議員が少なくないこと、政権交代時のマニフェストには記載されていなかったことなどから、有識者や世論の批判にさらされ続けてきました。
しかし、平成24年の6月、ついに消費税増税法案が正式に可決してしまいました。
平成24年9月現在は5%ですが、2年後の平成26年4月に8%、翌年10月には10%と短いスパンで2段階に引き上げれる予定です。ちなみに消費税を導入したのは平成元年で、当時は3%です。9年後に5%となり、平成24年現在まで長く続いてきたので、今回の増税決定は、過激で強引な引き上げと言わざるをえないのではないでしょうか。もちろん日本の将来や財政のため、増税は仕方がないという考え方もあります。しかし、行政の無駄遣いをなくすことの方が先決です。また、景気をさらに落ち込ませる可能性もゼロではないのです。政治に希望を持てない気運は、更に高まりそうです。
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