2013年1月16日水曜日

ペイオフ発動による定期預金への影響

平成22年、日本で初めてのペイオフが発動されました。預けたお金の一部が手元に戻ってこないという悲惨な経験をした人が実在するということです。ぺイオフ発動により、特に1000万円以上の定期預金を銀行と契約している人たちが危機感を覚えています。定期預金は、長期間の継続が契約条件である場合が多いです。 中途解約すると、大抵元本割れを起こします。まさか日本でペイオフが現実のものになるとは夢にも思っていなかったため、解約することもできず悶々と悩む羽目に陥っているのです。 ペイオフは、1000万円と利子だけは保護される仕組みです。 元本割れを起こしても、数千万円が水の泡となるよりマシなのであれば、心の平穏を優先して中途解約を決断してもよいでしょう。 解約がイヤなら、満了日まで無事を願って待ち続けるほかありません。これから定期預金を予定している人は、低金利で堅実な経営をしている銀行を選択して1000万円以内の額を短期契約という形をとると、ペイオフ発動のゴタゴタに巻き込まれる可能性から回避できますよ。

株式会社グランターが警告するペイオフが非現実ではない時代
日本は、バブル崩壊直後ですら、銀行が倒産したことはありません。国のお金が沢山つぎ込まれ、顧客の預金や契約金が全額保護されたからです。 おかげで、国の財政が崩壊する始まりとなり、関係ない国民にまで迷惑が及ぶこととなりました。 現在、銀行が倒産したとしても、今の政府につぎ込むお金はありません。ゆえに、2005年やむを得ずペイオフが解禁されています。 2010年に、ペイオフ始動第一号となる破綻銀行が現れたことで、預金者に何の落ち度もないのに突然財産が奪われてしまう事態が非現実なものではなくなったのです。ペイオフ始動の影響を受けないためには、いくつかの銀行へ預金を分散することが求められます。 1000万以内であれば保障の対象となるため、目安にすると良いでしょう。あとは、高額かつ長期に渡る定期預金を安易に契約しないこと、低金利でも 信用度の高い銀行を選ぶことです。バブル以前の右肩上がりの時代は、利息だけで資産が増える時代でした。今は、預金は現状維持するためのものと心得てください。 株式会社グランターでは資産運用セミナーを開催しております。「将来の為に何から始めてよいか分からない」そんな方は是非ご参加ください。

株式会社グランターが警告するペイオフ発動の怖さ
銀行が再起不能の経営破綻を起こした場合、預金の1000万円を超えた額は保障の対象外となるペイオフ。 数千万~億単位の預金がある人は、銀行を分散するとペイオフ騒動に巻き込まれないというのが、一般的な常識となっています。 ただ、ペイオフは1000万円以下の預金者にも悪影響を及ぼします。銀行が経営破綻の手続きを裁判所に申請すると、手続きが完了するまで預金の引き出しが不可能となります。理屈では保障されることが分かっていても、一刻でも早く別の銀行に預金を移したいと思うのが人の心です。 額に関係なく全ての契約者が、手続き終了を不安な気持ちを抱えたまま待ち続けることとなります。 ペイオフが発動する可能性の高い銀行を避けるために、現状では低金利の所を選択するほかありません。欲を出すよりも守りに入ることを優先してください。 株式会社グランターでは資産運用セミナーをおこなっております。先の将来を考える機会として是非ともご参加ください。
(株)グランター 代表取締役 木戸 雄介
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