株式会社グランターと予測する消費税増税後の消費者の反応
20年以上続く不景気や2011年に起きた震災の復興、少子高齢化による社会保障費の確保、といった様々な理由を付けて、消費税増税法案が承認されました。 支出の見直しをせず富裕層の優遇もする一方で、国民の声や生活は一切無視していることから、世間では非情で無能な決定であるとする見方が大半のようです。 消費税が増税された後の消費者の行動は、容易にシミュレーションできます。 まず、モノの買い控えが起きます。特に贅沢品と呼ばれるモノは、売り上げが落ちるでしょう。 国民全体の消費が低下し、景気が更に悪化します。すると、税収全体が一時的に上がっても、一商品あたりの税収は下がります。結果、デフレがさらに根強いものとなります。
上記のシミュレーションは、消費税が増税される度に実際に起きている現象です。どうして同じ過ちを繰り返すのでしょうか。
- (株)グランター 代表取締役 木戸 雄介
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