2013年2月21日木曜日

木戸雄介「懸念する2013年以降の新卒採用」

政権交代により、市場の為替の動きは過剰な円高から円安に向かいつつあります。あとは、円安の波に乗り、企業の業績を上向きにしてゆくことで日本社会全体の景気回復の糸口となります。ただし、日本の景気が回復傾向にあるからといって、新卒採用の枠が多くなるわけではありません。 むしろ、2013年以降は減らされる可能性大です。定年が60歳から65歳に延長されることになったからです。
定年が一律65歳になると、企業の世代交代が遅れるということになります。ポストに変動がなくなるため、年長者には高い給料が必然的に支払われ続けます。すると、若い人を入社させて育てるための財力は乏しくなります。結果、企業の発展を左右する新卒採用枠に悪影響が及ぶのです。 生まれた時期により若い世代を取り巻く背景に格差が生じるのは、日本の将来にとっても不利益ではないでしょうか。
不安定な現代社会。是非とも株式会社グランター資産運用セミナーにご参加頂き、意識改革と将来への準備を。
(株)グランター 代表取締役 木戸 雄介
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